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知っておきたい!表示機器用語の基本を解説!

今回は表示機器を取り扱うなかでよく聞かれる専門用語について解説したいと思います。

様々な用語があるなかの一部とはなりますが、こちらの記事をご覧いただき少しでもお役立てできれば幸いでございます。

 

TFT (Thin Film Transistor)

TFTは「Thin Film Transistor」の略で、薄膜トランジスタを意味します。

液晶ディスプレイ(LCD)の一種で、アクティブマトリクス方式を採用しています。

各ピクセルを個別に制御するためのトランジスタが薄膜状に配置されており、高画質や高速表示などに優れています。

LCD (Liquid Crystal Display)

LCDは「Liquid Crystal Display」の略で、液晶ディスプレイを意味します。

液晶を利用して画像を表示するデバイスで、電気信号によって液晶の配向を変えることで、光の透過率を制御し、画像を生成します。

TFTはLCDの一種であり、より高度な画像表示が可能です。

LCM (Liquid Crystal Module)

LCMは「Liquid Crystal Module」の略で、液晶モジュールを意味します。

液晶ディスプレイを構成する部品の一つで、液晶パネル、バックライト、回路基板などが組み合わされた完成品のことを言います。

ディスプレイとしての機能を果たすために必要なすべての部品が含まれているため、製品に直接組み込むことができます。

 

LCDとLCMの違いについて

簡単にまとめると、LCDは「表示する部分」、LCMは「表示するための全体のシステム」と考えていただくのが、想像しやすく分かりやすいかと思います。

 

CTP (Capacitive Touch Panel)

CTPは「Capacitive Touch Panel」の略で、静電容量方式のタッチパネルを意味します。

このタイプのタッチパネルは、ガラスの上に導電性の膜が貼られており、指が近づくことで静電容量が変化し、その変化を検知することでタッチ操作が可能になります。

軽いタッチで反応し、マルチタッチに対応しているため、スマートフォンやタブレットなどの電子機器で広く採用されています。

ただし、手袋をしていると接触が認識されにくいというデメリットがあります。

 

RTP (Resistive Touch Panel)

RTPは「Resistive Touch Panel」の略で、抵抗膜方式のタッチパネルを意味します。

このタイプのタッチパネルは、2枚の透明な導電膜を重ね合わせた構造で、指や専用のタッチペンで強く押すことで接触が認識されます。

手袋をしていても操作が可能で、製造業の現場や医療機関などで活用されています。

しかし、画面の透過率が低く、耐久性や耐衝撃性が低いなどのデメリットもあります。

 

 

CTPとRTPにつきましてはこちらの過去記事でも少し触れておりますので、ご興味のある方は下記URLからご覧ください。

LCD選定のポイントについて

表示機器関連でお困りの際は当社でご相談を承りますので、是非この機会に三重電子までご連絡いただければと思います。

 

 

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