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2021年度定期健康診断「ピロリ菌検査」を実施しました

2021年4月2日(金)に定期健康診断をおこないました。

全国でコロナウイルス感染拡大が続いているため、「3密(密閉・密集・密接)」を避けることをはじめとした、感染対策を徹底して実施しました。

・新型コロナウイルス感染症防止のための問診の提出

・まず初めに胸部エックス線検査から受診を開始

※新型コロナウイルス肺炎を疑う初見が認められた場合は、直ちにその旨を受診者に

説明し、健診を中止する。

また、今年度(2021年度)の健康経営の一環として、

血液検査に合わせてピロリ菌検査(胃がんリスク度調査)を会社負担で受診できる取り組みをおこないました。

 

胃がんは、日本では、「肺がん」「大腸がん」次いで3番目に死亡者が多い病気と言われています。

特に、50歳代の男性が、胃がんを発症することが多いとも言われています。

この胃がんの発生原因に大きく関係しているのがピロリ菌です。

今回の健康診断では、会社補助制度として、胃がん原因のあるピロリ菌検査を希望者全員が会社負担で受診できるようにしました。

結果、54名の方(従業員の約7割)が会社補助制度を利用して、ピロリ菌検査を受診しました。

コロナ禍ではありますが、健康診断を受けることで自分自身の健康状態を知り、健康で、日々笑顔で仕事をしていきましょう。

 

  • ピロリ菌とは?

ピロリ菌とは、胃の中にいる菌です。強い酸がある胃の中でも棲みつくことができる唯一の菌です。ピロリ菌に感染していると、胃もたれ、食欲不振、腹痛などを引き起こします。

ピロリ菌が作る酵素や、体の免疫反応などによって慢性胃炎が起こります。

胃潰瘍、十二指腸潰瘍を引き起こすこともあります。

治療しないと胃炎が何十年も続くため、胃がんが発生することもあります。

 

  • ピロリ菌検査/胃がんリスク検査とは?

ABC検診とも呼ばれています。胃がんの主な危険因子であるヘリコバクター・ピロリ菌(通称ピロリ菌)の感染の有無(ピロリ菌検査)と、血清ペプシノゲン値によって測定する胃粘膜の萎縮度(ペプシノーゲン法)によって胃がんになりやすいかどうかのリスク(危険度)を判定する検診です。